ポジティブで楽しい毎日は、自分の体質を知るところから始まる。

アーユルヴェーダ体質診断

アーユルヴェーダの
ドーシャ体質診断

アーユルヴェーダ市民大学。
講義内容のサワリです、、、

VATA
PITTA
KAPHA

アーユルヴェーダでは、3つのエネルギー要素が働きます。あなたの生理機能はそれで決まります。ヴァータ(空元素・風元素)ピッタ(火元素・水元素)カパ(水元素・地元素)。それらを「ドーシャ」と呼びます。

一般的に、この中のどれかが優勢です。それが増えすぎた時にのみ体調を崩します。さらに増えすぎると病気になります。

どの人も、これら3つのドーシャを全て持ちます。そのバランスにより、その人特有の傾向が現れます。

一番旺盛なドーシャが増えやすく、体調のバランスを崩しやすい傾向でもあります。あなたの体質は、最も旺盛なドーシャの名前を付けた体質となります。例: ヴァータ体質 など

ここでは、アーユルヴェーダにおける簡単なドーシャ体質診断が行えます。
以下の各ドーシャ毎の質問事項に、あまり考え過ぎずに答えてみてください。

全てのドーシャ毎の質問事項をチェックして、最後に「ドーシャ体質診断」のカラーのボタンをクリックすると、下に診断結果が表示されます。

※横スクロールで、チェック項目を確認してください。⇒

  • ■体の体系

  • ■体質

  • ■外観

  • ■体温

  • ■関節

  • ■顔

  • ■目

  • ■睡眠

  • ■性格

  • ■ストレスの
    感じ方

ドーシャ体質の診断結果

一番点数が多いものが、あなたに最も優勢なドーシャ(あなたを象徴する体質)です。
体質の詳細は下記のボタンで
確認してみてください!

ヴァータについて

ヴァータは、風・運動のエネルギーであり、身体を構成する五大元素では「空元素」と「風元素」からなり、軽・冷・乾・粗・動といった性質を持ちます。

身体においては、肉体の運動や感覚の刺激・神経の伝達、心臓の拍動、細胞質や細胞膜内の全ての動き、呼吸、筋肉や組織の働きを制御しています。
ヴァータ体質の人は、これらのヴァータの特徴や性質が心身に強く現れます。

ヴァータ体質の人の性格には、好奇心が強く機敏で活発、新しいことや変化にとんだ創造的な性格である反面、 一方で気まぐれで飽きっぽいというような側面がみられます。
また、身体的な特長としては、痩せ型で肩幅が狭く、腰も細い方が多いようです。

ヴァータの不規則・変動の性質から、極端に背が高い・低い等、体型がアンバランスになるケースもあるようです。

ヴァータの特徴

■身体的な特徴

細くて華奢。痩せ型、肩幅は狭く、腰も細い。
極端に背が高い、あるいは低い、手足の長短が著しい場合もある。
皮膚は薄く冷たい、乾燥気味。髪質は粗く、油分が少ない。
鼻は鷲鼻で、歯並びはあまりよくない。
筋肉質ではなく、手足の血管や関節がはっきりしている。

■性格的な特徴

言動が素早く敏感で快活。好奇心が強く、想像力も豊か。
物事に対する理解力は高く、記憶力も優れている。
神経質な面も強く、緊張やストレスに対する耐性はあまりない。
不安感や恐怖心が強く、心配性。
物忘れも多く、飽きっぽい。物事を長続きさせるのが苦手な方である。

ヴァータに適した食事

冷性の属性を持つヴァータを静めるときは、なるべく生野菜や冷たい食べ物をさけて、熱を通したり、油で炒めたりした食事をとるようにします。
食事をとるときも慌ただしくせず、気分をリラックスさせて、ゆっくりといただくことが大切です。

ヴァータ体質の方は食欲にムラがあり、食生活が不規則になりがちです。できるだけ規則正しい時間に食事をとるように心がけて、過度の刺激物はさけるようにします。

■勧められる食事

熱を通した温かい、油気のあるもの。鍋料理やスープ・シチュー料理がおすすめです。

甘味、酸味、塩味の多いもの。温めた牛乳、チーズ、ヨーグルト。熟して果汁の多いフルーツ、あるいはフルーツジュースなど。

スパイスは、ショウガ、コショウ、シナモン、ナツメグなど、いずれも適量を用いること。
玄米、肉(鳥肉)・魚、卵など。

■控えた方がよい食事

生野菜、ナス科の食べ物(ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子など)。
ドライフルーツ。多量の豆類(豆腐は可)。

「勧められる食事」においても過度のとり過ぎは控えること(ヴァータはバランスを崩しやすいため)。
冷たい食べ物。

ピッタについて

ピッタは、火・変換のエネルギーであり、身体を構成する五大元素では「火元素」と「水元素」からなり、熱・鋭・流・変・液といった性質を持ちます。

身体においては、代謝・消化・吸収、熱を司り、免疫力やホルモン、神経系統や消化吸収における体内システムの化学変化もピッタの属性となります。

ピッタ体質の人は、ピッタの特徴や性質から、熱性と鋭性、そして知性が強く現れます。

ピッタ体質の人の性格は、情熱的でチャレンジ精神が強く、好奇心も旺盛です。

一方で、完璧主義者になりがちで、怒りっぽく、見栄っ張りなところもあります。

また、身体的には中肉中背で標準的な体型をしており、肌の色つやも良い方が多いようです。

ピッタの性質から、体温が高く、寒さには強いが暑さには弱く、汗をかきやすい体質です。

ピッタの特徴

■身体的な特徴

中肉中背で、標準的な体型をしている場合が多い。スタイルがよい。
肌は温かく軟らかで、色つやもよい。顔や肌の色は赤みや黄色みがあり、日焼けしやすい。
髪質は細くやわらかい。若白髪、若禿げになる傾向もある。
手足や指の関節は柔軟で、手指も反り返る。
寒さに強く暑さには弱い、汗っかき。

■性格的な特徴

情熱的で知的。チャレンジ精神が旺盛で、リーダーシップをとるのに適している。
正義感が強い。怒りっぽい。
物事を論理的に考え、体系的にとらえる。集中力も高い。
完璧主義になりがちで、他者に対して非難・中傷をしがちである。
見栄っ張りで、ブランド志向になる傾向もある。

ピッタに適した食事

ピッタの火の性質からピッタ体質の方は消化の火も強く、また食欲も旺盛な場合が多いですが、一方でピッタ体質の方は消化器疾患に罹りやすいとされていることから食事の量には注意する必要があります。
また熱の属性のある食材や辛いスパイスなどは控えた方がよいとされ、塩分の多い食事も
ピッタを増やします。
ピッタを静める味は、甘味、苦味、渋味であり、生野菜や果物を多くとることが勧められます。

■勧められる食事

甘味、苦味、渋味のある食べ物。
野菜(甘味、苦味の多いもの)、果物。
キャベツ、ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス、ナス、レンコン、カボチャ、緑黄色野菜など。
リンゴ、オレンジ、バナナ、ブドウ、梨、桃、柿など、よく熟して甘味の多いもの。
スパイスは、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、サフランなど。
肉類は鳥肉など(なるべく控える)。
牛乳、バター(無塩)。

■控えた方がよい食事

塩分の多い食べ物(醤油、味噌、塩など)。
酸味、辛味の強い食べ物。
肉類、卵。揚げ物。
ナッツ類、ゴマ油。
トマト、ラディッシュ、唐辛子、ニンニク、生タマネギなど。

カパについて

カパは、水・結合エネルギーであり、身体を構成する五大元素では「水元素」と「地元素」からなり、 重・冷・遅・油・緩といった性質を持ちます。

身体においては、肉体の構造や体力の維持、同化作用といった働きを司っています。

カパは身体における骨格・構造と同化システムにおいて、必要な潤滑油の働きを行うのと同時に、体細胞の繋がり維持する働きも行っています。

カパ体質の人は、物静かで落ち着いていて、忍耐強い性格で、慈愛に満ちて献身的でもあります。

一方で、おおざっぱ・鈍感、物事への執着心が強いといった面もあります。

身体的には、一般に体格がよく、体力・持久力にも優れていおり、重労働にも耐えられます。

太りやすい体質でもあり、運動不足から肥満になりがちです。

カパの特徴

■身体的な特徴

一般に体格がよく、肩幅・腰も大きい。大柄、骨太。
太りやすい体質で、体重も比較的重い。
色白で、肌質は冷たくしっとりしていて滑らか。比較的丸顔で顎もしっかりしている。
髪は黒く艶がある。白髪にはなりにくい。
目は大きく、まつげも長い。歯は大きく、歯並びも揃っている。
体力や持久力に優れ、我慢強い。

■性格的な特徴

物静かで穏やかな性格。忍耐力があり、慈愛に満ちている。
言動はゆっくりしている。物覚えは早くないが、一度覚えたものはなかなか忘れない。
物事をコツコツと辛抱強くやり通すことができるタイプ。
保守的な面や執着心が強くなる傾向もあり、独善的になる場合もある。
カパの性質から何事も蓄積する性格もあり、お金を貯めるのが上手な面もある。

カパに適した食事

カパ体質の方は太りやすい傾向が多いため、特に食事の量や内容には気をつけていく必要があります。
代謝を活性化させて体を温めるようなスパイスを使った食事をゆっくりと時間をかけてとることが勧められます。
なるべく苦味や渋味、辛味を重点的に、炒めたり、温めたりした食事をとることが大切とされます。また甘味や酸味の強い果物、水分を多く含んだ果物はさけ、渋味や乾燥したものがとることが望ましいでしょう。

■勧められる食事

温野菜。サラダの場合はスパイスをかけたもの。
豆料理、豆腐、豆乳。豆類、インゲン豆、レンズ豆。
よく熟した果物(パパイヤ、マンゴー、アプリコット、クランベリー、桃、梨など)。
スパイスは、ショウガ、レッドペッパー、胡椒、コリアンダー、フェヌグリークなど。
鳥肉、卵(揚げ物等は控える)。非加熱の蜂蜜。

■控えた方がよい食事

塩分の多い食べ物(醤油、味噌、塩など)。
肉類、卵。揚げ物。
乳製品。脂っこい食べ物。冷凍食品。
果物(バナナなど)。
ココナッツ油。ナッツ類。

アーユルヴェーダ市民大学《スリランカ上級教授講座》

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